漫画を超える事実@名古屋

 本題より「ひまわり弁当」について

まず考えられないのが、金曜日が定休日であること。金曜日って、どう考えても休む理由が少ない曜日・・・ここを定休日にする理由が知りたい。
次に、営業時間！　看板に弁当以外に「盛皿」って書いている。・・・恐らくパーティなど集まった時に振る舞うオードブル的なものとみた。これが必要なのは夜じゃないの？・・・なのに「～13:30」営業終了！・・・？えっ？・・・どういうこと？
更に、定番弁当より高い価格の「日替わり弁当」・・・例えばファミレスのメニューでは、日替わりの方が安い。ファミレスに限らず日替わりって聞けばグランドメニューより安いものと思っていたのに・・・・なぜ、親しまれる「定番」で儲けない？？

その土地、地域で違う事情があるだろうけど、一気に３つも疑問が生まれることって中々ない。・・・知りたい。

さて本題。

今日はMLBのポストシーズンが始まる前日なのだが、メッツ@ブレーブスのハリケーン延期に伴うダブルヘッダーの結果が気になった朝だった。結果如何ではダイヤモンドバックスにも出場する可能性があったので・・・結果、メッツとブレーブスが１勝１敗となり、3球団が同じ勝敗数となったが、今年のそれぞれの直接対戦の結果により、ダイヤモンドバックスが権利を失った。

オレは、アプリでこの試合を追い掛けていた。日本のテレビは「大谷翔平」の昨日、一昨日の活躍を特集している。突然「２週連続、週間MVPに選ばれました！」って時差のお陰で早朝のニュースにて「重大な速報」のように伝えている。・・・MLBのアプリでは「NEWS」のトップで既に発表されていた。

確かに「大谷翔平」の今年の活躍は凄い。
よく使われる形容としては「漫画を超える・・・」がある。

マユが幼い時に観ていたアニメに「メジャー」というものがあった。
プロ野球選手を父に持つ少年が、物語内には色々な紆余曲折もあるが・・・幼少期に野球と出会いメジャーリーグで活躍するストーリーで、メジャー以降にも更なる紆余曲折し「バッター専念」になる・・・そんな物語。
このアニメが生まれた時期は、野茂・イチローもメジャーリーグに行っていたので「アメリカの野球」をわざわざ説明不要な時代。
このアニメは「嘘くさい」とは言わないまでも「現実離れ」していたのでフィクションとしては成立していたと思う。

そう言えば「アストロ球団」という漫画がオレの小学生時代にあった。
その頃は「ドカベン」「キャプテン」など野球をテーマにした漫画は多く、王道な時代だったが、野球をテーマにしながら「異質」な漫画だった。
またこの頃、野球漫画の原点とも言える「巨人の星」のその後を描いた「新・巨人の星」も出ていた。画風もストーリーも原点から大いに逸脱した不思議な漫画だった・・・
あと・・・「侍ジャイアンツ」っていうコミック・アニメもあったなぁ・・・数年後にはパロディで「すすめ！パイレーツ」っていうのも野球を下敷きにした漫画があったなぁ・・・大好きでした。

あの当時は「野球」をテーマにすることが生活と密着していた証拠なんだろうねぇ～

ところで、最近の漫画のテーマは、架空・専門性・同調不要など、王道を避ける傾向にあると思う。その典型例が「将棋」

オレは、「中学生・藤井聡太」の登場と、ほぼ同時期に知ったのが「三月のライオン」って将棋をテーマにしたコミック。これには、野球の「メジャー」と同じく、ストーリーの中に、どこか生活感がある。

MLB掛け持ちの昨日、将棋の「王座戦」のタイトル戦が去年と同じ顔ぶれであった。
去年、同じ会場で藤井聡太先生がこのタイトルを奪取して「全冠制覇」となった。
昨日は、既に2勝している藤井聡太先生が勝てばタイトル防衛となる。

PCで配信を見ながら仕事をしていた。AIによる判断は「挑戦者・永瀬有利」を示しているので音声だけで状況を把握、でも突然、解説者「えっ？」と・・・その言葉を聞いて、オレは仕事を中断し配信画面に没頭。（何度も書くが、オレは将棋のルールすら知らない）

・・・どうやら、目の前の熱くなっている挑戦者、冷静に解説している筈の現役棋士すらどちらもを欺くような「気付かせない罠」があったらしい。事実、画面のAI判定も「一手差」による優劣逆転を示していた。

メジャーリーグではベンチ入が26名の30チームだから、今年は最低720名。
この720名は対戦中に解説することはない。
比べて将棋業界、現在180名程度。この人達が、MLBとは違い、互いに且つ対戦中に”先読み”的解説をしてくれないと納得や理解は出来ない。

・・・そんな人すらも欺く、いや、気付かせないところがあった「初防衛となった昨日の対戦」・・・「フィクションを超える」ノンフィクションがあるんだな・・・と思った昨日でした。

サトル