宴の後@名古屋


 昨日・今日の2日間の盆踊りが終わった。とにかく終わって良かった。
何しろ両日とも猛暑日。

持ち物は盆踊りを運営するための台本や音源より着替えの方が多いのだ。
開催される場所は街の真ん中なので、現場まではバスで行く。
公共交通機関で現場に行くのは久し振りだ。往復の交通費は現場付近の1時間の駐車料金より安い。

バスなどで会場に入れる場合の多くは、カバンにPCや台本だけ、つまり身一つで行くことが多いのだが、この現場だけは「何もかも」を持って入らなければならず、写真の通りIKEAの一番大きいサイズの袋を担いでバスに乗ることとなる。・・・少し気は引ける。

さっきも書いたように、袋の中身の多くは「着替え」・・・しかも3ポーズ分
お色直しじゃないんだから。でも、今日はその内訳の話。

まず、普通に現場に入る時に着ている服。これは”お色直し”には含めていない。

現場に着く。・・・これは俺の最近の拘りだが、余程のお気に入りTシャツ以外は「Tシャツだけ」で外を歩かない、上着は羽織る・・・現場に着けば、上着は脱ぐ。
下に着ているTシャツは、汗にまみれるに決まっているから「お気に入り」なんて着ていかない。

現場に入って先ずやること。屋外の場合、制作のトップがやるべきことは「通電の確認」
どんな場所であっても、イベントをやる上で絶対に電気は必要。
だからジェネレーター(発電機)が動いたことを確認し、舞台周りと、控室テントなど電灯等が必要な箇所と、それぞれの担当を引き連れ、点灯若しくは通電しているかどうかを調べる。

地味な仕事だが、仮設なので意外なところでイヤなことが起こるから必要なのだ。
例えば、テントの鉄の支柱を触ったらビリビリ来るとか・・・盆踊りは夜のイベントなのでテント全てに蛍光灯(最近はLED)を入れている。昼の明るい時に灯っているか含めチェックする。

同じチェックでも「盆踊りあるある」なのは提灯の点灯チェック。1個でも電灯が切れていたら鬼の首を取ったように指摘する人がいるからだ・・・更に「俺だけあるある」なのは、イベントをより面白くしたいので、この提灯達は照明卓でコントロールできるようにしている。照明卓を通すということは、色こそ変化はしないものの、点灯の短い間隔でのON・OFFや「じんわり」の点灯も可能なのだ。・・・ほとんど気付かれていない、地味な工夫は大好きなのだ。・・・これにより音楽のテンポに合わせての効果が出来る。本番では照明スタッフは楽しんでくれている。退屈な現場と思ってもらうより楽しませなきゃ!

・・・・さて、ここまで長々書いたけど、これらを猛暑日の屋外でやっている。
当然、着てきたTシャツは汗・汗・汗、になっている。

更には、音響のチェックも。音量・音質は担当に任せるけど、キッカケとなる効果音などのリハーサルをする。音響担当と特に入念に行うのはマイクのローテーション。最低本数で回したいからこそ丁寧に行う。最も気を遣うのは、歌に使うマイクか否か。歌は女性と男性が混在するか?否か。これを丁寧にやることは音響担当者を安心させるから・・・まぁ、もっと書きたいこともあるけど、ここで終わるね。
つまり何やかんや、やっていると⓪ポーズ目はダメになるってこと。

では、①ポーズ目に着替えるタイミングは?・・・それはリハーサル前。
ゲストが来られる、今日は元タカラジェンヌだった・・・だから、ってことはない。
でも「初めて会う相手が汗まみれって嫌でしょ?」って思うから。

続いて、②ポーズ目。①と②の間隔は短い。なぜなら、本番用の、この盆踊りのスタッフ用共通Tシャツがあり、これを直前に着るから。ここの間隔は1時間程度だが、脱いだ後にもう一度リハーサル時に着たTシャツを着る気にはなれない。

③ポーズ目について。②のスタッフTシャツを着たまま本番も後片付けも終える。でもこのまま帰りたくはない。だから、帰路用の衣類が③。

こんなに外見を気にする、気になる恒例の現場はこれだけ。

盆踊りの中身には触れず、裏側ばかりを語りましたが・・・
明日は明日で、新舞子のビーチにて、10月のイベントの打ち合わせ。
どうなるかは判らないので、取りあえず着替えは持って行こう!
・・・さすがに明日は車で行く。

サトル

(笑笑)ジュンに聞きたいことができたので明日電話してやろう!!

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