明日から恒例・盆踊り@名古屋

 明日から2日間、開催初回以来、ずーーーーっと演出している盆踊りが開催される。

都市部、特にオフィス街も兼ねるような地域で開催する盆踊りは、土日開催より帰りに寄れる金曜日を開催初日にした方が参加者が多い。この盆踊りも始まって数年でそのことに気付き、以来「金・土曜日開催」になった次第。

次に、この盆踊りの「開催初回」とは2007年のこと。
昭和時代は誰が言うでもなく普通に開催されていたらしいが、昭和42年(らしい)に中断したらしい。・・・「一度中断したものは復活した例しがない」の言葉通り、何十年と復活しなかった。

一度、復活の機会もあったらしい。それは平成8年。名古屋の市章「まる八」に因み、その年の8月8日を「名古屋の日」以上の「大名古屋の日」として大々的に名古屋を盛り上げようと各地、色んな企画を持ち寄った。その中で、名古屋の中心地「栄」の当時の御歴々は「新しく盛り上がる曲を作ろう」となったらしい。・・・そこで出来たのが「音頭」・・・「盆踊りでしか使えなさそうな”音頭”」だったのだ。タイトルは「なごやまるはち音頭」(※俺は良く出来た曲だとは思っている。特にデュエットに仕上げた点は・・・それにしてもYouTubeには無いものはないのか?と思うくらいリンクが貼れる(笑))

平成8年とは1996年で、この頃流行っていた音楽やミュージシャンと言えば、若手ではあったが、ミスチル、スピッツ、シャ乱Q、ウルフルズが台頭し・・・曲では久保田利伸の「ラ・ラ・ラ・ラブソング」などがヒットし・・・その年に「音頭」って!!!beatも世の中との”温度”差も違う。

その希有な機会も逃し、復活したのは更に11年後の2007年、平成19年。
その前々年に愛知万博が開催され、このまま盛り上がりを収束させるのは・・とのムードも合いまって翌年、2006年に街の有志者だけで栄で音楽祭を開催。俺はこのイベントに最初から参加している。
街の有志者の皆さんが、音楽祭への理解を求めるために、地元の皆さんを対象に盆踊りを復活させたのである。

初回の盆踊りに向けての会合は「どうすれば地元の小学生が来るか?」とか「本当に浴衣を着て来てくれるだろうか?」など地元の方々は真剣に話し合っていて、無茶な企画も含め整理が必要なので、進行だけでなく演出が必要になり、手近な演出家・・・いや街の演出屋程度に思われていた俺が、雑に呼ばれた。そのまま今日に至る次第。

コロナでの4年開催不可を経て、去年から復活。
初回から変わらないもの・・・トップは変わらずも、少なくなった実行委員会。
変わったもの・・・恐らく「ヤル気」?

ブランクもあったが20年弱経つ。
俺も変わるように、スタッフも同じ年齢を重ねた。

演出なんて必要ない流れになった。・・・今年は恙なく終えるし、終えられる。
だが、来年は今一度、開催する理由と、ここまでのストーリーを見直してみたい。

あっ!!!書いていて思い付いた「変わらないもの」があった!
それは「ギャラ」だった!!

もうちょっと書こうかと思ったけど、良いオチが見つけられたので、ここで終わるね

サトル

台風3号の大した影響なく「あらい」にて海がかき混ぜられますように・・・
ところでジュンが奄美行く話ってどうなったんだっけ?

コメント

このブログの人気の投稿

まんま食堂@湯湾

親戚呑み@ 崎原

台風10号の爪痕@佐仁