地元のスポーツ@名古屋

 名古屋の栄の真ん中に「ナディアパーク」という名古屋市も出資している、いわば官民で作った商業ビルがある。ハッシー・ノンコに分かりやすく言うなら「ロフト」が入っていたビル。

このビルは大まかに2棟あり、そのうち1棟は名古屋市が主となりホールなどを運営している。
しかし、財政的に行き詰まったのか?運営団体を解散、時同じくしてもう1棟の「ロフト」までが出て行くことに・・・ロフトは上から下の階まで全て借りていたので、出て行ったら蛻の殻状態。地元の住民によれば、公式発表が最近だっただけで数年前からその方向だった模様。


このビルの吹き抜けの「アトリウム」は、恒例の今年で5年ぶり14回目の開催となる「栄ミナミ音楽祭」の2番目に大きい会場であり、開催初年度から俺がずっと舞台監督・演出を行っている。

コロナで休止していた音楽祭を復活させるに当り、休止直前と同規模(20会場程度・のべ500組超のアーティスト)での開催は見送り、およそ半分の会場・アーティスト規模で開催する。

さて、ロフトが出て行ったそのビルに、新しいテナントとしてスポーツ用品店の「アルペン」が入り3月末にグランドオープンした。

念のための、会場の下見、新しいテナントへの挨拶などもあり伺うと、ロフト同様、上から下の階まで全てスポーツ用品店に変わっていた。
打ち合わせの主な目的は、当日の音量で揉めないための布石。

・・・でも、そんな打ち合わせなんて「まぁ当日の音量を聞いてみて」となるのが常だが、やはりそんな反応。5分もあれば充分・・・

持て余した時間は、店のコンセプトをインタビューしてみたり・・・

その中で面白かったのが、「愛知・名古屋は、全国的にハンドボールが盛んで、ハンドボール用品の品揃えは全国どこにも負けません(キリッ!)」
俺「・・・・はぁ・・・」・・・需要があるからそれだけの売り場面積を設けたんだろうし・・・

あぁぁぁぁ、改めて「知らないことだらけ」・・・確かに、ハンドボールの社会人チームが何チームもあることは知っていたが、抜きん出て盛んだったとは?

その時に感じたことは「誰しもが知っている」とか「広く知られよう=認知度を高めよう」なんてことは、もう考えなくて良いのだと言うこと。
その分野やモノ・ヒトを好きな人が、好きな人同士、共同体を持っていれば良いと言うことを・・・スポーツですらそうなのだから、音楽なんてもっと細分化されている。

「推しは推せる時に推せ」・・・正月にタカコから聞いた名言を改めて噛みしめた。

サトル


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