桂三輝さん@名古屋

 今日、打ち合わせ先で見掛けたのがこの方。

その打ち合わせ先で、他の打ち合わせさえなければ、俺は話し掛けていたと思うがその機会には恵まれなかった。

一度ゆっくり噺を聴いてみたいと思う落語家さん。
この「三輝」で「サンシャイン」と読ませる。
師匠が桂三枝(現・文枝)さんなので「三」が付く。

リハーサルを控えた舞台には、膝を隠す上方落語だけの「見台」と呼ばれるものに「文枝一門」の結びの紋(結び柏と言うらしい)が掘られていた。
桂文枝一門の”重厚さ”を感じる。

この落語会が開催される会場が面白い。
最近出来た堀川の川縁、納屋橋に出来た「COLORS366」という施設。

ここを経営しているのが、30年来の友人で、テレビ局の営業担当として出会ったのだが、以降、男性アイドルの事務所を経て独立。独立とほぼ同時にこの施設を作った。
この施設の2階に「納屋橋劇場」を作り、今回の落語会はそこで開催している。

何かライブをやってよ~と言われていたので、オープン前に伺った時は、天井の低さや片側が全面ガラス張りなのを見て「う~ん・・・ここで演れるものは限られている」と首を捻ったし、友人も「・・・ドラム、ダメって(近所の人達に)言われた」と頭を抱えていた。

しかし、よく考えている・・・落語会なら近所にも迷惑を掛けない。
タイトルに「Vol.1」と書いてある。

「はは~ん。この企画をレギュラー化するつもりだな」と。
今回は機会がなかったけど、Vol.2には行ってみようかな?

落語好きの俺は「落語」と言えば思い出すエピソードがある。

もう亡くなったけど「桂米朝」師匠が大好きで、一度、仕事でお招きをしたことがある。
落語会ってコンサートやライブと違い、準備するものがほとんどないために、本番の1~2時間前に会場に入られる。

所属事務所からは「食事の準備は結構です」と言われていたが、大好きな米朝師匠だし、もし食べて来られてないなどがあっては・・・と会場入される時間に合わせて「天丼」を出前した。

米朝師匠がその天丼を見るなり 「いやぁ・・・気を遣ってもらわんでも良かったのに・・・でも、どうせ頂けるなら、【蓋付き】が良かった」
俺 「・・・・」

お後が宜しいようで・・・・

サトル





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