令和五年八月踊り~新節家回り編@佐仁一区

昨日の夕暮れ

今日の夕暮れ


いやー、ほんと。
守りたい事、残したい事と、守るべき事、残すべき事、の判断って難しいと思う。
八月踊りで言えば、本来の「火伏の祭り」という位置づけを守るのか、「踊り」という形を残すのか、人によって考え・感覚が違うだろうからねー。

そんな八月踊り、昨日と今日が新節(アラセツ)。
昨日が我々班が家回り(ヤーマワリ)をしてくる人たちを待ち受け、食事を振舞う係。
1日3班回る分の3番目でした。

ノンコは一区の会計係として、最初から最後まで踊りに付いていき、寄付金を受け取る役目。
ハッシーはちょいちょいやる事あるから、自分のタイミングで踊ったり、踊らなかったり。
食ったり、呑んだり。

結局初日は自分の持ち場に付きっ切りで、他を回れなかった。

出番待ちの料理たち

セットされた料理たち

この空地が会場だったはずなのに

結局道で踊る


なんだかんだ準備した料理はほとんど全部なくなり。
飲み物も焼酎以外は全て無くなる。
っていうか、皆さん意外と焼酎飲まないんだね。
2.7Lペットボトルに7:3で割った水割りが、半分も減らなかった。
お陰で、全部持ち帰り。(←嬉しい)

新節2日目も、ノンコは最初から会計。
ハッシーは仕事で2組目からの参加。

一区四班(今日の初回)の踊り
やっぱり道で踊る

ここでは野菜も振る舞われた
こんなのもアリ

本日二軒目は、ようやく家回りっぽい感じ
敷地内で踊る

厄払っている最中

六調の時は家の中でも踊ってる

三軒目も道を占拠して踊る

ロープを道に渡して、蛍光灯を括り付けて照明にしているねー。
すごい準備だ。

これら、会場、料理の準備と、撤収作業全てが各班の手作業。
道具・材料費、全てが手出し。集落からのサポート無し。
ここにさらに「寄付金」と言って、各家族単位で集落に収めるお金を求められる。
それをノンコが回収している。
この「寄付金」が踊りの最中に発表されるのです。
「花花花~、お花の紹介~!xx様から金xxxx円なり~」みたいな感じで。

という事で、誰がいくら寄付したかがすぐにバレる。かなりえぐい。
見栄を張る人はしっかり包む。
我々、張る見栄ないから最低限(集落外からのゲスト価格)しか包まず、区長の顔から笑顔を消す。
参加しているだけで許してください。。。

どこでもいっぱい料理が振舞われるから、色んな家の色んな料理が食べれて楽しい。
祭りの期間は、これが夕飯であり、晩酌。
でもビールは発泡酒以下しか出ないから焼酎を飲みたいけど、焼酎の準備が無い所すらある。
佐仁は呑兵衛率が低い気がするんだよなー。
結構、酒を飲まない、と公言している人がいる。
ちょっと意外なところでした。

そんなこんなで、無事新節終了。
今のところ、なんだかんだ八月踊りが成り立っている気がする。
集落の人たちはどう感じているんだろうな。
まあ、判断はまた来週柴差しが終わってからだろうね。

ハッシー

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