近所付き合いとは?@名古屋

 今夜は甥夫婦のお宅に伺う。

正月恒例の年始がコロナ罹患で訪ねられず、色々都合を合わせていると、
今夜に、間抜けにも「あけましておめでとうございます」となった。

訪ねるのは2回目だが、今日初めて気付いたことが・・・
エントランスのポストにも、甥夫婦が住む階のどの家の表札にも「名前」がないのだ!

それを見たので、思わず「隣に住んでいる方とお付き合いは?」と聞いてみると、夫婦顔を見合わせ「知らないよね」と確認し合うほど。町内会にも、本人達曰く、所属していない・知らないとのことで、回覧板で回ってきそうなネタはエントランスにある掲示板に貼られているので確認する程度だとか・・・

近所付き合いがあること=善し を言うのではない。
俺には想像が出来ないだけ。

昨日は、家を出たところでウチの町内会長と出会うと「町内のことで、学区のことで」と引き留められた。

その方は、去年から学区の町会長の「長」を務めておられるので、謂わば「学区を代表する方」なのだが、その職に就くやいなや「ハリキリBOY」となる。
また、何かにつけて俺を町内の役員に、また学区の要職に就けようとする。・・・PTA時代のお仲間からも聞いてその動きは察知している。
どうやら、その方からすると「俺が頼めば、俺は協力してくれる」と思っている節も見受けられるが、俺は、今就いている「PTA流れで受けた、学区側の長」を辞めれば、絶対に役職は受けないと頑ななまでに決めている。

昨日の相談とは「町内会活動のIT化について、相談に乗ってくれ」とのこと。

一例としては「回覧板のデジタル化」らしい。
ハリキリBOYは来年80歳・・・来年で「学区の長の定年」を迎えるために、「それまでにやり遂げたい」とのこと。

はぁ?

そんなデジタル化って、今この土地に残る「近所付き合い」を否定する方向と同義語だと思うのに、何故、それを「やり遂げたい」と思うのか??

このように町内会・学区活動を積極的に行っている方からして、IT化への立脚点=利便性に富む だけの考え方だから「近所付き合い」は間違いなく「世界遺産化」若しくは「無形文化財化」していくに違いない。

会ったこともないのに佐仁の集落の登場人物の豊かさに驚くばかりだが、
本来の「人が暮らす・それぞれの土地」で「住むのであれば、人間としてどのように振る舞うべきか?」を考え、行動しさえすれば「住んでいる」環境においての人づきあいが自然と出来るものだと思うのに・・・何故、コチラの方々は複雑化しようとするのでしょうか?

明日は、朝から、会社員時代からの先輩・県会議員の4期目の選挙対策の会合。

こちらも世代交代を余儀なくされ、前の世代の方々が培ってこられた「演説への動員」や「投票依頼の電話」の手段がほぼ機能していないので、それに代わる手段が求められているらしい。

前回の会合に強制的に出席させられ、意見を求められたから「そんな手段を考えるより、そもそも投票率を上げる訴えをして、その上で堂々と自分の政策を訴えたら・・・」って言って「ほなサイナラ」って終える予定が、どうやらその後、先輩は「投票率を上げること」も公約の一つに掲げるみたい(笑笑)

・・・そんな公約を掲げながら、明日の会合終わりには「選挙用推薦はがき」を持たせて、「○日までに持ってきてください」とノルマのように渡すんだろうな・・・

このハガキの枚数がこなせるのは、近所付き合いがあってこそ(笑)

サトル

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